当教室について

1 音楽を通して、想像力や自分を表現する力を育みます。

 当教室では、ただ楽譜を読んで弾くだけではなく、大人になってからも自分で楽しめるように自立した音楽力を付けることを目指しています。
 そのためには歌心を持つことが大切です。機械的に指を動かすのではなく、このように弾きたい!ここはこんなイメージを持って弾きたい!という自分の意思を持てるようなレッスンを心掛けています。
 フォルテだから強く弾こうね、ピアノと書いてあるから弱く弾こうね、という声かけをする先生もおられると思います。ですが、私はそのアプローチは生徒の考えさせる力を伸ばす声かけではないと思っています。年齢の小さな生徒には、例えば次のように伝えています。「最初は森の中でリスさんが恥ずかしそうに歌っているけれど(ピアノ)だんだん仲間が増えて(クレッシェンド)賑やかになってきたよ(フォルテ)。」そうすることで、簡単な曲にもストーリーを持たせて活き活きとした演奏ができるようになります。ある程度理解力が付いてくると、「音が高くなっているから、音が広がっていく感じがするから、ハーモニーの変化があって盛り上がる感じがするから、強く弾けるといいね。」という声かけにすると、感情だけでく、楽曲を分析しながら自分で考えて弾けるようになっていきます。
 ただ指を動かすだけでなく、心から音を楽しむことができるようになると、将来どれだけ忙しくてもピアノを弾くことによって癒しが得られるようになるのではないでしょうか?

2 人の話を聞く、コツコツと目標を立てて取り組む力を育みます。

 生徒さんの中には、じっと座っていられない子、私が話している時にピアノの音を鳴らして話を聞こうとしない子、「ここを直してきてね」と伝えたにも関わらず、なかなか上達しない子、などなど様々な生徒さんがいます。
 講師になりたての頃の若い私は、そのような生徒さんに出会ったとき「教えにくい生徒だなあ」と感じ、どのようにアプローチしたらいいのか分からず、長い時間ピアノの椅子に座らせてしまっていたように感じます。
 今は、その子にとってどのように伝えたら理解してくれるのか、ということを一番に考えるように心がけています。10分以上椅子に座ってられなかったり、話が聞けなかったり、言われたことを直せなかったりするのも、講師側のアプローチの仕方がその子に合っていないからだと思います。
 ただピアノを弾くだけではなく、小物やカードを使って体を動かしながらリズム遊びをしたり、ゲーム感覚で取り組める項目を取り入れたりすると、集中して30分のレッスンを受けてくれる子が増えました。また、どこを直すのか印象付けるため、今週はここを練習しよう!と一個だけ目標を立て、それを来週まで忘れないように考えて取り組ませるようにすると、徐々に覚えられる量が増えて一週間の間に何を気を付けて練習したらいいのかを理解できる子が増えたように思います。


 

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