私は普段、外部の音楽教室で勤めているのですが、
なぜか楽譜が読めない生徒が多いことが悩みでした。
耳はいいので耳コピできる生徒が多いのはとても嬉しいことなのですが、
実際に楽譜を読んで弾くとなると心のシャッターが閉まってしまう子が多いです。
自宅教室ではなんとかそれを回避したい!と思い
3歳から音符書きを取り入れています。
もちろん最初は、シール貼りからはじまり丸や線を描く練習を経た後、
実際に音と音符の丸を一致させながら書いてもらうと
年中さんになるころにはしっかり楽譜を読みながら弾けるようになります。
小学生から習ってくれる子はド〜ソくらいの簡単な音ならスラスラとすぐに書けるようになりますが、
読んで弾く、となるとまたしてもシャッターが閉まってしまう子が多いです。
なぜ小学生は書けるのに弾けない?と疑問に思い考えてみたところ
ドレミファソラシドの音の配列が頭に入っていない子が多いことに気付きました。
ソはファの一つ上。
ファはソの一つ下。ということをしっかり頭に入れて、
喋るのと同じようにスラスラ歌えてはじめて楽譜が滞りなく読めるようになるんだ、と思いました。
ですので、
早口言葉のように音の階段がどの音からはじまっても言えるか一つ飛ばしでも音の階段を言えるかいろんな方法を試しながら音階を学んでもらいます。
若い頃はなぜできないのか?と疑問に思うだけでたくさん練習して慣れさせる、
という方法でしか解決に導けませんでしたが、経験を重ねるにつれて、できない理由を考え、
それを克服する色々な方法を試せるようになってきました☺️
無理なく楽しむ、をモットーに頑張ります❤️
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2024.9.26
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